春休みのイベントとして、小学生と幼稚園児を連れて観にいってきました。
※当ブログは一部アフィリエイト広告を利用していますが、正真正銘の正直レビューのみでお届けします！
『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』公式サイト (doraeiga.com)
結論！ちょっと怖がりの幼稚園児も、安心して楽しめて、親も感動できるおすすめの春休み映画でした！
ちなみに小さい子どもを映画館に連れていく際は、かなり早めの到着をおすすめします。
映画館の雰囲気は独特だし、周りから聞こえる大きな音にも慣れておくと、本編が始まったときにドキドキし過ぎずに済みます。
トイレも混みますしね。
とくに友情関係に目覚めはじめる小学生には刺さるー！
若干のネタバレを含みます！
もくじ
エンタメとしてのクオリティが高い！
子ども向けの映画に付き合う時、『あきらめ』みたいな気持ちありませんか？
あるある！通信教育で人気キャラの初映画行ったときは、こどもだまし加減に怒りに震えたわ・・・
でも、ドラえもんとクレヨンしんちゃんの映画はハズレなし！！
ちゃんとエンタメ作品として感動できるのです。
あらすじ
スネ夫の家でジオラマを使い、特撮映画を撮っていたのび太たち。
ピリカ星から来た小さな宇宙人パピに出会う。すぐにのび太と仲良く過ごすパピだったが、実はピリカ星から亡命してきた大統領であり、追手が地球までやってきてしまう。
しずかちゃんが人質に取られてしまい、ドラえもんやジャイアン、スネ夫、のび太協力を得て、敵にとらえられているしずかちゃんとパピの姉ピイナ、そしてピリカ星を救うため、一同はピリカ星へ向かうー。
入場者特典はロコロココミック！
入場者特典として、20P以上ある冊子『ロコロココミック』がもらえます。
映画に関連する説明やマンガだけではなく、工作で豆本が作れるようになっています。
見どころ
完全親目線の見どころですが。
ピンチのお友達を見捨てない気持ちなんか、親が説明するよりよっぽど子どもの心に響くと思います。
しかも、自分の得意なことで協力するところも。
そして宇宙での戦いのシーンは、映画ならではの迫力！！
①一緒に成長する日々が与えてくれたもの
いつもは高圧的な態度のジャイアンも、映画ドラえもんでは男気や熱い友情を示しますよね。
この映画でも、自分たちも小さくなり、敵軍（80万の兵士！）が怖くないわけはありませんが、ジャイアンの気持ちは一度も揺らぎません。
みんなで力を合わせて、仲間を守ろうとする。
対してパピは若くして大統領になり、その能力と責任感の高さからか、全て自分で何とかしようとします。
力を合わせて戦うことよりも、自分だけで決断・行動してしまうのです。
このジャイアンの良いところって、子ども達の日々の生活の賜物なんじゃないか、と思いました。
友情、信頼、そしてお互いをリスペクトする気持ち。
ずいぶん乱暴者のイメージですが、毎日友達と遊んだり、ケンカすることでつちかわれた大切なもの。
一方、パピは自由に遊んだりケンカするような立場にないから、無条件で協力しあうような関係に慣れてない。
やっぱり子どもには、自由にお友達と遊んだり、もまれたりする時間が必要ね！
そしてしずかちゃんも、実際の戦闘に向かう時は、
『怖くないわけないじゃない』
『それでも、今自分にできることをするしかないじゃない！！』
と仲間のために自分をふるい立たせて、戦います。
大げさでなく、自分に言い聞かせるところが、大人もグッとくるポイント！
育児中も時々無力感や脱力感におそわれて、動けなくなる時がありますが、
『今、自分にできること』
を考えて行動したいと思いながら泣きました。
②スネ夫が素直な気持ちを言えるところ。
わたし的にイチオシはここでした。
自慢の機材で映画を撮り、得意のメカニックでラジコンなどを改造して戦闘機にして遊んでいただけのスネ夫。
ピリカ星に乗り込む前から、自分には関係ないから参加したくないと言い、向かうロケットの中でも怖いから行きたくないとベッドに潜ってしまうほど。
そんな中。
自分以外のみんなが結束して勇気を出して立ち上がっているのに、
『自分は怖いから行きたくない』
と言える素直さは強くないですか！？
ちょっと情けない意見でも、親目線でみたら、周りに流されることなく、きちんと自分の意見を言えたスネ夫も立派だと思いませんか！？
わが子にも、嫌なことは嫌だときちんと言えるようになってほしい・・・！
しかも最終、しずかちゃんだけ行かせるわけにいかない！と勇気をふりしぼってるしね・・・また泣ける。
おまけのおすすめ：スネ夫に対するみんなの態度
のび太君は、ヒザをガクガク言わせながら、『僕は行くぞ！！！』。
ジャイアンはいつも通り叱咤激励。
パピは、
自分も本当は怖いこと。
立場上、それを言ってはいけないと思うから言わないだけ。
ということを伝えるところも素敵なんです。
最後にしずかちゃんは、攻撃をうけていざ総員出陣！の時にも逃げたスネ夫を探します。
隠れた先で、またも弱音を吐くスネ夫を前に何も言わず静かに立ち去るのです。
そして戦闘機に乗り込みながら、上述した『自分だって怖い、それでも・・』と。。。
かっこいい！！！
みんな違うけど、それぞれの行動・言動がスネ夫の気持ちを動かすことになるんです。
本当に素敵な関係！
感想：家族全員楽しめる！
- 幼稚園児は、テレビにはない迫力の効果音と映像美に、若干圧倒されつつもすごく楽しかった！！ロコロコ面白い！
- 小学生は、あんな怖いの、自分なら動けないかも・・・。でもつかまったのがしずかちゃんじゃなくて●●ちゃん（現実の友人）だったらやっぱり頑張りたい！
- 親は、スネ夫もしずかちゃんもえらいよーーよく頑張ったよぉぉーー
と、それぞれの視点でとても楽しめました！
春休み（長期休み）の、親の省エネレジャーとしてもめちゃくちゃおすすめの映画鑑賞。
現在アマゾンプライムビデオでかつての映画ドラえもんシリーズを無料放送をしているので、まだ映画館に行くのはちょっと・・・な状況であれば、そちらで観てみるのも良いと思います。
30日間無料お試し期間もあるし、月額500円です。
ネトフリは高いな、、と思われるなら、配送料なども優遇があるAmazon Primeを試してみるのもいいかもしれません。
すみっコぐらしの映画も無料で観られますよー！
それにしても自分が幼稚園の時に観た映画のリメイクに自分の子どもを連れて行くなんて・・・
エモエモのエモだわ・・・！